小山田炎上と嫌悪感

五輪開会式から小山田圭吾の炎上が止まらない
それ以前から断続的に燃えていたそうだが、自分が知ったのは開会式以降なのでそこを起点として書こうと思う
まず自分のスタンスを書いておくと、炎上時にROJやQJを読んで激怒した。こんな外道がよりによって平和の祭典に関わるなんて言語道断だ、辞退した時も当然だと思ったしそれで溜飲が下がることもなかった

それが一転擁護に周ったのは文春を読んでからだ

ROJの中であの下衆野郎は障害者をマットでぐるぐる巻きにして自慰行為を強要し、うんこを食わせるというような狂気じみたアイデアを提供し周りの人間にやらせていたと自慢げに笑っていた

QJの中であの野郎は小学生時代に虐めていた生徒とも高校生時代にはファンになり仲良くなったと語る。自慰強要は留年してる同学年の先輩がやらせたことで自分は引いて見ていたと言う

文春では彼は、先輩が自慰強要させてた話と、道に落ちてる物を落ち葉でも蟻んこでも口に入れちゃう生徒がいて彼がうんこを口に入れちゃってスグに吐き出したのを見て笑ったという話しをしたら、ロッカーに閉じ込めてガンガン叩いてたり黒板消し叩いて粉まみれにした話しと共にROJに全部まとめて自分がやらかした事だと書かれ、後悔していると語った

彼がしたイジメと言えることは記事読む限りでは最後の2つだけだ
自慰強要はその場に居て止めなかった、止められなかった事は悪いかもしれないが、誰しもがそんな強い訳ではないからそれを責めるのは酷なことだ
食糞強要はそもそもそんな事件はなかった
ロッカーに閉じ込めて音鳴らしたり、粉まみれにしたようなことは、昭和の乱暴なコミュニケーションで筆者も似たようなことをやったりやられたりしたくらいのもので、それだけで全て仕事をなくし、また極悪非道な悪人と言われるような事案ではない

文春記事を読めば怒りに燃えていた人もある程度は冷静になり、悪意ある切り取りに踊らされていたなとなりそうだが今の所そうはなっていない

ここからは何故鎮火しないのか考察していこう

何故鎮火しないのか?はおそらくこういう事だ
ROJに書かれていた小山田があまりに非道で目にするのも嫌だ。こんな奴が後から語った事なんて炎上をなんとかしたいが故の御為倒しで真実なんか語る訳が無い、と言うある意味当たり前の感想だ
それ程ROJの文章は悪意に満ち嫌悪感を呼び起こす文だった

文春記事が世に出る前に小山田擁護派の方が、ROJではやった事でないこともやった事にされている。QJを読めば彼が障害を持つ生徒に興味を持ち、友人となり卒業後も友情は続いている。年賀状を見ろそこにはお手紙ありがとうと書かれている。卒業後も交流を持っていたという事だと言い、汚い字だと論っているのはシャイな彼の偽悪的な1面が出たのだ。というような内容をおっしゃっていたが、それはファンとして彼を良く知るもののみが持つ感想で、炎上時にROJや例のブログで小山田を知った筆者からするとこう見える

自慰強要は先輩によるものだとしても、食糞強要についてはQJにはどこにも書かれていない
こっちは自分させた事だから書けなかったに違いない
こんな極悪非道なヤツが何がファンになっただ友人になっただ!何も理解できない知的障害者であるのをいい事に友人面して悪行を無かったことにしたいサイコパスだ!
友人だと言うならわざわざ年賀状探し出して晒し者にしていい訳が無い!
こんな感じである

それ程ROJの文章は悪意に満ち嫌悪感を呼び起こす文だった(2回目)
すなわち、ROJよる何処が捏造だったか?何故捏造したのか?という検証は必須だろう

文春のwebでの予告記事も悪い
小山田圭吾 懺悔告白 「僕はなぜ障がい者イジメを得意げに語ったのか」
このタイトルで小山田に拒否反応を持つ人達が読むわけがない。また、記事の内容からも乖離していて予告として不適格だ
今からでもあのタイトルは変えるべきだ

ROJに植え付けられた嫌悪感で記事を読んですらもらえない、読んでも信じてもらえないオフィシャルな小山田側が炎上を止める術は多分ない

となると小山田擁護派が頑張るしかないのだが、小山田嫌悪派の忌避感、嫌悪感を理解せず闇雲に記事読んでから発言してくださいとお願いしたところで読んでもらえるとは到底思えない

そこで、このブログである

嫌悪派から擁護派へ転向しどちらの心情もある程度理解できる筆者が嫌悪派に寄り添い、冷静になってもらえるように書いてみた
擁護派の人も嫌悪派がどんな事を考えているのかわかってもらえたと思う
ここまで読んでくれたなら嫌悪派の人も擁護とまでは言えなくてもフラットに事実を確認しようと思ってもらえているのではないでしょうか
ぜひそのまま冷静な頭で、性的虐待食糞強制が無かったと理解したままもう一度QJのいじめ紀行を読んでみませんか?
擁護派が言うように障害者生徒と対等に付き合う小山田圭吾が見えてくるかもしれません
それでも許せないならそれもひとつの意見であると尊重いたします

最後まで読んでいただきありがとうございました
この文章が少しでも炎上鎮火に貢献できれば幸いです